ランチェスター法則を経営計画に応用し、さらに従業員60人以下の会社に焦点を当てた、実践的でとても解かりやすい教材です。
主役を中心にまとめていくと、意外に早くできる経営計
1. 正しい経営計画とは。
会社と呼ばれる組織体は「粗利益」で生きており、その粗利益は「お客からしか」生まれません。
多数の競争相手がいる中で実際にお客を作るには、競争力がある「強い商品作り」と、自社の規模に合った正しい「営業地域の決め方」、さらに効果性が高い「営業方法」、それに他社よりも優れた「顧客維持の方法」の4つが欠かせません。
経営では、この4つが「主役」になるのですから、主役の力がより発揮できる方法を考えてこれをまとめると、お客の評判が良くなった上に新しいお客も増えるので、業績が良くなります。
2. 間違った経営計画とは。
経営分析を初めとして、会計中心に計画書を作ると、数字がいくつも並んだ上に頁数も多くなるので、いかにも良い計画書のように見えます。
しかしこれらはお客を作るときの「脇役」に過ぎません。
会社は粗利益が生きており、その粗利益は商品や営業の主役が稼ぐのですから、脇役の会計にいくら力を入れてもお客作りはできないので、業績は決して良くなりません。
3. ところが経営計画の本やセミナーで説明されているのは、経営分析と会計の脇役が中心になっています。なぜこうなったのでしょうか。それは単なる偶然から起きていることは、意外にも知られていません。
4. 真に業績向上に役立つ計画書を作るには、まずこだわらず、とらわれずの「空の心」になり、次に、本来経営計画書作りはどうあるべきかを考えます。
このあとお客作りに直接関係する「主役を中心」に計画をまとめていくと、良いものが、しかも早くまとまります。このCDは今から経営計画作りに取り組んでみたいと考えている社長や、会計中心の計画に不満を持っている社長のために作りました。目からウロコの戦略教材です。
岐阜県 長瀬 琢磨様
会社名:株式会社ファームコーポレーション
経営計画は3ヶ月毎に見直し、5つの主役の計画を立てます!
当社では毎年いろいろなフォーマットを使って経営計画を立ててきましたが、まさに作っただけで見直すことも社員に発表することもありませんでした。
今回経営計画入門のCDを聴いてみて、その原因は「何に対して計画を立てているか」が明確でなかったことに気がつきました。計画が具体的でないため行動に繋げにくく、そのため結果に結び付いていなかったことが分かりました。
これからは主役である『商品』『地域』『業界と客層』『営業』『顧客維持』に焦点を絞り、手順に従って計画を立てていきたいと思います。特に弱者の経営戦略については他のランチェスターの教材も参考にしながら、5つの主役の計画を立てていきたいと思います。
また当社は20人以下の会社なので、経営計画は3ヶ月毎に見直すことと、社員に発表することにより会社全体で計画を共有してより良い会社作りをしていきたいと思います。
熊本県 D・Y 様
経営計画を作成したいと思い立ち、本や教材をいろいろ探しました。ところがいい教材がなかなかありませんでした。そんなときに友人に紹介されたのが、ランチェスター経営株式会社です。
調べてみると、ランチェスター経営株式会社には様々な教材があり、経営計画関連の教材も数種類あったのには驚きました。
私はそれまできちんとした経営計画を立てたことがなかったので、初心者向けの「経営計画入門」を選びました。営業を中心にした計画を立てる手順が解説されている点は、まさに我々中小企業向けです。このCDは1巻もの、72分というコンパクトさですが、値段以上の価値があると思います。
このCDを繰り返し(20回は聴きました!)聴いているうちに、経営に関してやるべきことと、やらなくてもいいことがはっきりしてきました。力を入れなくてはならない、優先戦略順位がはっきりしてきたのです。聴いたあとは、経営効率が格段とアップしたというのが実感です。なかでもウェイト付けが数字で提示されている点は納得できました。経営計画を立てるヒントがたくさん得られ、とても役立ちました。
岡山県 H・A 様
これまで竹田先生の書籍を何冊か読み、ランチェスター法則については知っていましたが、ある時、中村先生のセミナーに出て、「経営計画入門」CDを知りました。私は税理士事務所を経営していますので、支援先の会社の経営計画策定に役立てばと、購入しました。
このCDの中で、経営コンサルタントがする経営計画作りのアドバイスが、なぜ会計・財務中心になったのか、その経緯が説明されており、やはり経理・財務関係の仕事に携わる自分としては、大変参考になりました。
このCDは業績向上に役立つ経営計画の作成手順が、わかりやすく説明されているので、私もなんとか人前で説明できるようになりました。まだまだ満足のいくできではありませんが、顧問先の社長様たちに喜ばれています。
竹田先生は、経営のフルラインの話ができる人でなければ、「経営計画の講師」は務まらないと言われています。それだけ、経営計画の話は奥が深く難しいということですね。さらに上の「経営計画」教材も購入し、少しずつですが勉強を続けている毎日です。
≪目次≫
- 経営計画の歴史
- 経営計画を立てるときの作業手順
- 何と何に対して計画を立てるか
- 経営を構成する大事な要因のウエイト付
- 利益性の原則をはっきりさせる
- どういう手順とどういう考えで計画を立てるか
- 実行手順のウェイト付け
- 竹田ビジネスチャート
- 経営計画のまとめ