ユダヤ人の経営相続法に学ぶ
真の事業承継は長年の経験で体得した
経営方法の伝達にある
近年、中小企業・小規模事業者の経営者の高齢化がすすむなかで、「事業承継」は重要な経営課題になっています。
ところが、本や講演会などで説明される「事業承継」は
会社の株の配分方法や財産の相続、税金対策が中心で
最も重要なものがスッポリと抜け落ちています。
真の事業承継は
創業社長が、長い間学習して身につけた「経営戦略」を初め
実際の経営で苦労して考え出した「独自の経営のやり方」、それに失敗の経験から学んだ「こうしてはならない」という、禁止事項を後継者に伝える方法になります。
経営知識の伝達に特別力を入れているユダヤ人。
ユダヤ人は事業を興して成功すると「自分はなぜ経営に成功できたか」について、時間をかけてジックリと考えます。
そして経営で最も大事と思われるものを、13項目に集約します。 そのあと1項目ごとに、なぜこれが必要であるかを「ことこまかく」説明を加えるので、文章の量はビジネス書1冊分位になります。
そして、この経営計画書を後継者に伝えるのですが、そのやり方はとても変わっています。
この教材はあなた独自の経営戦略書の作成と、
その経営知識を伝達する方法が解ります。
とりあえず、これを聞いてみませんか。
≪目次≫
第1章 事業承継の基本原則
- 経営戦略の伝え方より財産の相続と税金対策が中心
- 事業承継を構成する重要な要因をはっきりさせる
- 重要な要因のウエイト付をする
第2章 後継者を決めるときの条件
- 後継者の人間性をチェック
- 経営や仕事に対する意欲・熱意・決断力・忍耐力を
- 後継者の経営知識をチェック
- テーラーの教育方法
第3章 社長の考えを後継者にどう伝えるか
- 各地に残る伝統的経営方法とユダヤ人の伝達法
- 経営の全体像を理解する
- 経営を構成する重要な要因を考える
- 利益性の原則をはっきりさせる
- 実行の手順をはっきりさせる
- 実行手順のウエイト付をする
- ランチェスター法則をマスターする
- 経営戦略をどういう方法でまとめるか
- どういう方法で後継者に伝えるか
全体のまとめ
- <参考>引退後の行動計画を立てておく